【ふるさと納税】《エシカル和牛》あか牛の極み 希少部位入 食べ比べセット 【1kg】 レビュー
この度、ふるさと納税で大変魅力的な「《エシカル和牛》あか牛の極み 希少部位入 食べ比べセット」を拝見し、早速申し込みました。熊本県多良木町からの返礼品で、1kgというボリュームながら、希少部位も含まれているという点に惹かれました。食肉情報に日々触れている身として、この「あか牛」がどのような味わいなのか、そして食べ比べセットとしてどのように楽しめるのか、期待に胸を膨らませてのレビューとなります。
開封の儀と第一印象
冷凍便で届いた箱を開けると、まずは清潔感あふれる梱包に感心しました。真空パックされたお肉は、それぞれの部位ごとに丁寧に仕分けされており、どれも鮮やかな赤身の色を保っています。今回届いたのは、モモ、カタ、トウガラシ、バラの4種類。それぞれの部位名が記載されたラベルも付いており、親切な配慮だと感じました。特に「トウガラシ」という部位は、普段あまり見かける機会がなく、その希少性を改めて実感しました。1kgという量も、一人暮らしはもちろん、ご家族で楽しむにも十分な量だと感じます。
部位ごとの特徴と味わい
モモ
まずは、比較的オーソドックスな部位であるモモからいただきました。赤身が中心で、肉本来の旨味をダイレクトに感じられる部位です。今回は焼肉でいただくことにしましたが、余計な脂が少なく、噛むほどに広がる上品な甘みが特徴的でした。あか牛特有のあっさりとした風味が、素材の良さを引き立てているように感じます。ステーキソースや塩コショウといったシンプルな味付けでも十分美味しく、飽きのこない味わいです。
カタ
カタは、モモよりもややしっかりとした食感があり、旨味も凝縮されている印象です。こちらも焼肉でいただきましたが、噛み応えがありつつも、しっとりとした肉質が楽しめます。赤身の旨味と、わずかに含まれる脂肪のバランスが絶妙で、満足感の高い一品でした。煮込み料理などにも向いているとのことですが、まずはそのままであか牛のポテンシャルを堪能したいと思い、今回は焼肉でいただきました。
トウガラシ
いよいよ、今回の目玉とも言える希少部位、「トウガラシ」です。この部位は、牛のもも肉の一部で、非常に赤身が多く、キメが細かいのが特徴です。名前の由来にもなっている、唐辛子のような形状をしていることから名付けられたと言われています。焼肉でいただくと、驚くほど柔らかく、口の中でとろけるような食感でした。赤身の旨味が非常に濃厚で、それでいて後味はすっきりとしており、まさに「極み」と呼ぶにふさわしい味わいです。これはリピートしたくなるほどの美味しさでした。
バラ
バラ肉は、適度な霜降りがあり、口の中でとろけるような食感が楽しめます。今回はしゃぶしゃぶでいただくことにしました。薄切りにされているため、さっと火を通すだけで、脂の甘みと赤身の旨味が口いっぱいに広がります。ポン酢やごまだれとの相性も抜群で、いくらでも食べられてしまいそうな美味しさでした。バラ肉でありながら、あか牛特有のくどさがなく、上品な脂の旨味を感じられるのが素晴らしいです。
調理方法の多様性
このセットの魅力は、部位ごとの特徴を活かして、焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きといった様々な調理法で楽しめる点です。今回は主に焼肉としゃぶしゃぶでいただきましたが、トウガラシはステーキのように厚切りでいただいても、その柔らかさを堪能できそうです。また、モモやカタは、すき焼きにすれば、甘辛い割り下との相性も抜群でしょう。それぞれの部位に最適な調理法を試すことで、あか牛の奥深い魅力をさらに引き出すことができると感じました。
エシカルな視点と生産者への想い
「エシカル和牛」という言葉にも、強いこだわりを感じます。食肉情報に携わる者として、持続可能な食や、動物福祉への配慮は非常に重要なテーマです。このあか牛が、どのような飼育環境で、どのような想いを持って育てられているのか、想像を掻き立てられます。返礼品という形ではありますが、生産者の方々の情熱や、食への真摯な姿勢が伝わってくるような、そんな温かい気持ちになりました。美味しくいただくことはもちろん、食への感謝の気持ちを再確認できる機会でもありました。
まとめ
「《エシカル和牛》あか牛の極み 希少部位入 食べ比べセット」は、期待を遥かに超える素晴らしい体験でした。希少部位であるトウガラシの圧倒的な美味しさはもちろん、モモ、カタ、バラといった定番部位も、あか牛ならではの上品な旨味と食感で楽しませてくれました。1kgというボリューム、そして多様な部位を一度に楽しめるという点から、コスパも非常に高いと感じます。ふるさと納税の返礼品としてはもちろん、ご自身へのご褒美や、大切な方への贈り物としても、自信を持っておすすめできる逸品です。このセットを通じて、熊本県多良木町のあか牛の素晴らしさを、より多くの方に知っていただきたいと強く願っています。
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