鶏肉:ハツモト

鶏肉:部位

鶏肉「ハツモト」とは?基本情報と特徴

鶏肉の「ハツモト」は、心臓(ハツ)と血管がつながる根元部分にあたる希少部位です。

焼き鳥屋でも「ハツモト」や「ハツモト串」として提供され、プリッとした食感と濃い旨味が特徴。

「鶏肉 ハツモト」は一羽からほんの数グラムしか取れないため、市場に出回る量が限られており、知る人ぞ知る部位です。

部位名称:ハツ(心臓)の付け根部分

和名 / 英語名:心臓根部(ハツモト)/Chicken Heart Base

特徴:弾力が強く、コリコリとした食感。内部の血管周りに風味が凝縮。

栄養価と健康効果

ハツモトは内臓肉の一種で、特に以下の栄養を豊富に含みます。

成分(100gあたり) 含有量 効果の目安
エネルギー 約230kcal 活力源
たんぱく質 約17g 筋肉や臓器の維持・修復
脂質 約17g ビタミン吸収の補助
鉄分 約5.0mg 貧血予防・エネルギー代謝促進
ビタミンB12 約8.0μg 赤血球生成・神経機能サポート
ビタミンB2 約0.4mg 皮膚や粘膜の健康維持
コラーゲン 豊富 肌・関節の弾力維持

鉄分・ビタミンB12:内臓肉の中でもトップクラス。貧血予防や疲労回復に。

コラーゲン:血管周辺の結合組織に含まれるため、美肌効果や関節サポートにも期待。

下処理と仕込みのコツ

血管や脂を取り除く
血管周りに血の塊が残るため、縦に切り開いて中の血を丁寧に洗い流します。

塩水に浸ける
約10分間、氷水+塩(分量目安:水500mlに塩大さじ1)で浸すと臭みが抜け、食感が引き締まります。

水気を拭き取る
下処理後はキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取り、余分な水分で焼きムラが出ないように。

おすすめ調理法&レシピ

1. 焼き鳥(ハツモト串)
材料:ハツモト串、塩またはタレ

手順:中火でじっくりと焼き、表面がカリッとしたら強火で香ばしく仕上げる。

ポイント:串同士を離して並べ、熱が均一に回るように。

2. コリコリ炒め
材料:ハツモト適量、ニンニク、バター、塩コショウ

手順:熱したフライパンにバターとニンニクを香り出し、ハツモトを加えて炒める。塩コショウで味を調える。

ポイント:強火で手早く炒めるとプリプリ感をキープ。

3. 煮込み(鶏モツ煮風)
材料:ハツモト、長ネギ、生姜、醤油、酒、みりん、砂糖

手順:一度下茹でしてアクを取り、水気を切ったら調味料とともに弱火で30分煮込む。

ポイント:生姜を効かせると臭みが消え、旨味が引き立ちます。

4. バジル&レモン風味のマリネ
材料:ハツモト、オリーブオイル、レモン汁、ニンニク、バジル

手順:茹でたハツモトを冷まし、調味料とハーブを合わせてマリネする。冷蔵庫で1時間ほどなじませて完成。

ポイント:爽やかな香りがコリコリ食感と好相性。

購入と保存のポイント

購入時:鮮度が命。血の色が鮮やかな赤紫色、変色や強い臭いがないものを選ぶ。

冷蔵保存:下処理後にラップで密封し、冷蔵庫のチルド室で1〜2日以内。

冷凍保存:使いやすい量ずつラップしてフリーザーバッグへ。約1ヶ月を目安に使い切る。

よくある質問(FAQ)

Q1. ハツモトとハツ、どちらが美味しい?
A. ハツは柔らかさと濃い旨味、ハツモトはコリコリ食感と血管周りのコクが魅力。お好みで使い分けを。

Q2. ハツモトに下味は必要?
A. 塩茹でや塩水浸しで臭みを取り、調理直前に塩コショウやタレで味付けをすると良いでしょう。

Q3. 子どもでも食べられる?
A. コリコリ食感が苦手な場合は細かく刻んでハンバーグの具材に混ぜるなど、食べやすくアレンジを。

まとめ

鶏肉「ハツモト」は、希少部位ならではのコリコリ食感と凝縮された旨味が魅力です。下処理さえしっかりすれば、焼き鳥、炒め物、煮込み、マリネなど多彩な料理に使えます。栄養価も高く、健康志向の方にもおすすめの部位です。ぜひ一度、鶏ハツモトの美味しさを試してみてください!